仕事に追われる毎日。
家事や人間関係、はたまた勉強…。
そんな慌ただしい毎日から一歩抜け出し、とっておきの非日常体験を味わいたいと感じる瞬間、ありませんか？
私は真冬の忙しい時期に、突発的に友人たちと女子旅を計画したことがあります。
たった一泊二日、それなのに心にずっと残る、かけがえのない思い出となりました。
関東圏には、そんな短期間でも「ちょっと違う自分」になれるスポットが点在しています。
しかも東京駅から直通でアクセスできる場所も多いので、思い立ったときすぐ実現できるのも魅力。
今回は、普段の生活では味わえないアクティビティや空間、女性同士でこそ楽しみたい癒しや美食。
さらに写真好きも満足できる、関東近郊の“一泊二日の女子旅”だからこそ楽しめるスポットを経験者目線で徹底紹介します。
カフェ巡りや絶景、温泉やアート…。
ガイドブック通りじゃ満足できないあなたも、心がふわっと軽くなる旅を。
神奈川エリアの女子旅：王道も穴場も贅沢にハシゴ！
関東近郊で女子旅を検討すると、まず神奈川県が必ず候補に上がってきます。
なぜなら、ここには「箱根」「鎌倉」「江ノ島」など、誰もが一度は夢見る定番エリアがあり、それぞれまったく違う顔を持っているから。
私も昨年冬、神奈川の箱根・鎌倉を一泊二日で巡る旅をしたことがあり、「同じ県内なのに、全然違う世界観が味わえる！」と驚いた経験があります。
そこでまずは神奈川エリアの魅力を、オトナ女子目線で深掘りしていきましょう。
箱根：温泉もアートも贅沢に楽しめる“大人の癒し”
箱根は新宿からロマンスカーに乗って約90分。
車でも道が整っているので、運転が好きな友人がいればどちらでも気軽にアプローチできます。
個人的に衝撃だったのは「彫刻の森美術館」でした。
雨上がりの平日に立ち寄ったのですが、広々とした芝生の中、大きな彫刻たちに囲まれる開放感！
誰もいないような平日の午前中、友人たちと「ここにしかない瞬間」をSNSに記録したときの楽しさは、今でも鮮明です。
屋外展示の作品は、季節ごとにまったく違う表情を見せてくれるのも魅力。
春の新緑、夏の青空、秋の紅葉、冬の雪景色…。
どんな時期でも女子旅の写真が映えるんです。
箱根のグルメといえば、私が出会って感動したのは地元産の「しらす料理」。
生しらす丼はその新鮮さに舌鼓を打ち、しらすコロッケはアツアツのクリーミーさとザクザク食感でペロッと完食。
食べ歩き用の小さなピザや和スイーツも豊富なので、気軽に地元グルメを満喫できます。
夜は芦ノ湖沿いに佇む温泉宿がおすすめ。
私が一番驚いたのは、女性専用フロアのアロマスパやエステが受けられる旅館がとにかく進化していること。
完全プライベート空間で友人と思い切り語り合える露天風呂付き客室や、色浴衣を自由にレンタルできるサービスも。
なにもせずに、窓の外の湖畔や富士山、満天の星を眺めながら足湯。
贅沢という言葉だけでは伝えきれない癒しが、ここにはあります。
鎌倉・江ノ島：ノスタルジーと最新トレンドを行ったり来たり
都心から電車で約1時間。
鎌倉は“懐かしさ”と“おしゃれ”が絶妙に融合した女子旅のメッカです。
小町通りを歩けば、和菓子やしらすコロッケのお店、地元野菜を使ったサンドイッチや抹茶スイーツと多彩な食の誘惑がズラリ。
私自身、小町通りの「鎌倉野菜カフェ」で地元産のカラフルなサラダプレートをいただき、その新鮮さと美味しさに思わず撮影ラッシュ！
野菜が甘くて、体の内側から“きれい”になる気がして心まで晴れやかに。
午後には江ノ電に乗って江ノ島へ。
ここでは、海辺カフェで波音を聴きながらおしゃべりが絶品の時間に。
夕暮れになると水平線がオレンジに染まり、辺り一帯がロマンチックな雰囲気に一変します。
江ノ島灯台やヨットハーバーのライトアップを背景に写真を撮ると、「これぞ女子旅！」という一枚が残せるんです。
夜は湘南シーフードを堪能できるレストランで乾杯。
ちょっと大人な雰囲気を楽しみたいグループにもピッタリでしょう。
千葉エリア：海とローカルな自然の宝庫
千葉といえばディズニーリゾートのイメージが強いかもしれませんが、実は関東近郊屈指の“海と自然”女子旅スポットが満載です。
私はかつて、大学時代の友人たちと初夏の鴨川をプチ旅行したことがあります。
都会とは全く違う風と緑、海から吹き抜ける潮の香りが忘れられません。
鴨川・房総：海の恵みと爽快なアクティビティ
鴨川エリア最大の定番はやはり「鴨川シーワールド」。
ただ、ドルフィンショーを観ておしまい…ではもったいない。
女子旅でここを訪れるなら、朝市や地元グルメの食べ歩きもセットでリサーチしましょう。
「鴨川朝市」は新鮮な魚介や野菜、房総スイーツが並ぶ地元密着型。
小さい市場なので、のんびりお目当てのものを探して回る瞬間がちょっとした宝探し。
私は、市場で買ったアジの干物をその場で炭火焼きにしてもらい、感動の朝ごはん体験をしました。
さらに房総半島の南端「勝浦」では、朝獲れサザエやイカを味わえる小さな食堂が点在。
海辺の静かな漁港で“朝ごはんをとびきり贅沢なものにする”、って女子旅だからこそできる贅沢ですよね。
ここでは「かつうら海中公園」も要チェック。
海中展望塔から眺める房総ブルーの海は、まるで自分が海の中を泳いでいるみたいな非日常感があります。
三浦半島：東京湾の絶景と“おいしい”スポット巡り
三浦半島には、定期的に日帰りで訪れるくらい、個人的にハマっています。
特におすすめしたいのは、「三笠パーク」からの夜景。
ライトアップされた艦船と夜の海のコントラストは、どんな高価なコスメより、心のデトックスになる不思議な時間です。
そして「とれたて市場」では、朝獲れ魚介を使った海鮮丼や浜焼きランチがリーズナブルに味わえるのも魅力。
潮風が気持ちいいテラス席でいただくアジフライやお刺身は、どこよりも新鮮！
女子同士でワイワイ選んで食べ比べするのが私たちの定番コースです。
栃木エリア：牧場・雄大な自然・歴史ロマン
「高原リゾート」と聞いてまず頭に浮かぶのが栃木県。
那須や日光は、都内から新幹線＆在来線や車で2時間以内。
あっという間に自然の中へ飛び込める感覚がたまりません。
私は去年の五月、那須で牧場体験と思いきり食い倒れを満喫してきました。
那須高原：牧場体験と隠れ家カフェでリフレッシュ
那須高原はとにかく「非日常感」が強いエリア。
私は那須千本松牧場で馬や羊と触れ合い、牛と一緒に朝の散歩をしたのですが、人間より動物が多い場所にいると不思議な開放感が味わえます。
牧場グルメも外せません。
しぼりたて牛乳で作ったジェラートや、新鮮チーズのピザなど、「本当にここだけでしか食べられない」味が次々と。
また、最近那須はカフェ激戦区でもあります。
私が実際に立ち寄った「성글咖啡」や森の中にある「Cafe GROVE」は、どちらも店主のこだわりが光る空間で、デザートも絶品。
思わず時間を忘れて長居してしまいました。
窓の外には一面の緑。
特に梅雨明けから夏の間は、カエルや小鳥の鳴き声をBGMに、静かで贅沢な時間が過ごせる隠れスポットです。
日光：歴史的建築×自然の絶景×温泉街散策
日光といえば、世界遺産「日光東照宮」。
私が秋に訪れたとき、荘厳な建築と少し肌寒い山の空気、それに紅葉のコントラストが最高でした。
歴史好き仲間には東照宮を中心に、二荒山神社、輪王寺など「歩くだけでタイムスリップ」できる史跡めぐりを。
写真好きには紅葉と社寺をセットにした一枚を。
季節ごとに様々な表情を見せてくれる点が、何度通っても飽きない理由です。
日光は温泉も忘れてはいけません。
個人的なお気に入りは「日光鬼怒川温泉」。
川沿いに点在する昔ながらの温泉街は、昭和レトロな雰囲気が心地よく、源泉かけ流しの露天風呂付客室も充実。
長旅で疲れた身体を芯から癒してくれる、まさに女子旅にドンピシャなエリアです。
アクセスも東京駅から新幹線＆在来線利用でラクラク。
群馬エリア：関東きっての温泉地で“心も肌もととのえる”
私が温泉好き女子の中で熱烈なリピーターが多いと感じるのが、群馬県。
特に伊香保温泉と草津温泉は“湯めぐり”スポットにして温泉街としての情緒も抜群。
季節関係なく訪れたい、関東屈指の女子旅エリアです。
伊香保温泉：石段街で浴衣散歩＆足湯グルメ
伊香保の魅力は、約365段の石段街。
カラフルな浴衣をレンタルして歩くと、ちょっとしたタイムスリップ気分になれます。
「しるあん」のほうじ茶ソフトクリームや足湯カフェでのんびり立ち寄りながら、地元ならではのレトロスイーツを。
友人同士で「湯葉コロッケ」や温泉まんじゅうを食べ比べして盛り上がるのも醍醐味です。
宿は「源泉かけ流し＆露天風呂付き客室」がやはり人気。
私は天気がいい夜、露天風呂に浸かりながら流星群を観た“奇跡の一夜”を今も思い出します。
温泉の泉質はとろみがあり、湯上がりは肌がしっとりすべすべ。
これなら翌朝の写真写りにも自信が持てますね！
草津温泉：湯もみ体験＆温泉スイーツで大人女子も童心に
草津は、泉質・風情・アクセスのバランスが本当に絶妙。
私は、都内から高速バスで女子5人組の“温泉バスツアー”を組んで、一泊二日で訪れたことがあります。
湯畑周辺を浴衣でそぞろ歩き、夜は湯けむりをバックに記念写真を撮るのがここでの鉄板コース。
温泉街で外せないのが「湯もみ」体験。
草津名物のパフォーマンスを間近で見て、自分も少しだけ挑戦しましたが、不慣れな手つきに友人みんなで大爆笑。
観光客で賑わう温泉街の雰囲気の中で、童心に帰ったようなひとときが得られました。
また、温泉を使った「温泉プリン」や「湯畑まんじゅう」、濃厚なソフトクリームなど“温泉スイーツ”が楽しめるのも女子旅ポイント。
その他の注目エリア：伊豆、秩父も絶対に見逃せない！
関東女子旅の穴場、といえば実は“伊豆”と“秩父”。
これを抑えておくと、旅好き上級者を自負できます。
伊豆：海景×温泉リゾートの極上体験
私が幼少期から何度も家族や友人と訪れているのが伊豆。
特に伊豆高原や伊東は女子旅にぴったりの“和リゾート感”満載です。
おすすめは「修善寺虹の郷」。
日本庭園の絶景や四季の花、和の建築美を背景に写真が撮れるので、SNS好き女子は見逃せません。
黄金崎不老ふ死温泉も、海を眺めながら絶景露天風呂が堪能できる極上スポット。
肌にクリームのようなとろみが残る“美肌湯”の効能も魅力です。
秩父：自然美とパワスポ巡りで内面リセットも
まるでジブリ映画のワンシーンに迷い込んだかのような絶景が広がるのが秩父。
長瀞・三峯神社エリアは、女子旅らしい清らかな空気とパワースポットの掛け合わせが人気。
私が春先に訪れた「宝登山ロープウェイ」では、眼下に広がる荒川と桜並木のコントラストが圧巻でした。
三峯神社では“縁結び守”を手に入れることで心機一転。
外見だけでなく内面にパワーをチャージできるのが秩父女子旅の醍醐味です。
一泊二日の女子旅を完璧にするマル秘テクニック
どんなに素晴らしいスポットも、計画＆準備が大切。
ここでは私が実際に実践して“正解だった”と心から感じたテクニックを紹介します。
予算感＆目的を全員ですり合わせよう！
女子旅はメンバーによって「楽しみたいこと」が全然違うので、事前リサーチが超重要。
温泉重視グループなら「部屋風呂＆美肌湯」宿を積極的にピックアップ。
写真重視派なら「壮大な自然」や「歴史的建築」が多いエリアをコースに。
私は必ず旅行グループトークで「今回はアクティビティ多め？宿グルメ重視？」とアンケ―トを取り、納得感あるスケジュールを組みます。
目安予算は一人2～4万円、プラス写真映えグルメやカフェ代も上乗せ。
交通アクセスと移動時間は“境界線”になる！
一泊二日なら、2時間以上の移動は“ちょっと遠いな”と感じがち。
私は移動で疲れ過ぎないために「行きは鉄道、帰りは特急」のようにルートを工夫。
また週末は人気スポットほど混雑＆チケット完売があるので、必ず事前予約や最新の時刻表チェックを忘れずに。
現地移動はレンタカーやタクシー、サイクリングなどバリエーションを考えると“冒険感”もプラスできます。
女子旅特化の宿・プランに注目せよ！
最近どこも「女子旅プラン」を設定する宿が増えています。
色浴衣サービス、アロマやおしゃれアメニティ、インルームエステ…。
少し贅沢なコースを予約したほうが結果的に大満足！
特に私が良かったのは、朝食の豪華さや「貸切風呂無料」プラン付きになります。
食事や部屋のスタイルも事前に写真チェックするのがおすすめ。
ゆるスケジュールが成功の鍵
最初のうちは詰め込み過ぎて「疲れただけ」という事態に陥りがちな女子旅。
今は移動や朝食もゆったり、チェックアウト後に近所のカフェやお寺で“余韻会”を楽しむのがマイブームです。
たとえば「初日は観光ガッツリ、2日目は朝カフェとショッピングだけ」と緩急をつけると、みんながストレスフリー。
季節イベントの活用＆穴場探しも忘れずに！
春なら桜、夏は海水浴＆花火大会、秋は紅葉、冬ならイルミネーション…。
現地のイベントと組み合わせただけで、女子旅満足度が一気にアップします。
私は「桜まつり」や「期間限定パフェ」「夜市」などを現地でチェックしてサプライズを仕掛けることも。
また地元のインスタグラマーをリサーチして、観光地だけじゃない穴場を抑えておくと一目置かれる旅行上級者に！
関東で一泊二日女子旅：本当の非日常がここに
関東には驚くほど多彩なスポットが密集しています。
箱根や鎌倉、千葉の海、栃木の高原、群馬の温泉、そして伊豆・秩父という王道＆穴場の宝庫。
どこに行っても、「写真映え」「美肌」「癒やし」「グルメ」…。
必ずあなたの目的を満たす旅コースがきっと見つかるはずです。
週末ごとに違う場所をめぐったり、記念日やご褒美旅行として少し贅沢するのも良いですね。
一歩踏み出して、ふだんの生活圏を抜けることで得られる“ココロの余白”が、また明日からの元気の源になる。
女子旅はただの観光じゃない。
自分自身を見つめ直せる「大切な時間」なのかもしれません。
この記事で紹介した情報をフル活用し、あなただけの“最上級女子旅”を、ぜひ思い切り楽しんでください！
きっと帰り道、「明日も頑張れる」と感じられるはずです。
